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PHOTO REPORT

8年間乗った愛車「マジェスティ」との最後の記念を出張撮影してきました

お友だちのまゆみさんからのご依頼は「8年間連れ添った愛車マジェとのラストランを一緒に走りながら想い出の場所を巡って撮影して欲しい」って内容でした。

そして迎えた当日の朝。まゆみさんからのLINEはまさかの「エンジンがかからなーい(;。;)」って内容。バッテリーを外して充電してみてるので出発が遅れてしまうとの事でしたから集合場所を変更してこちらからご自宅に伺うことにしました。

ご自宅に到着するとバッテリーの取り付けをしているところ。さてどんな具合でしょうねとセルを回すんだけどセルモーターが空転するだけでエンジンに火が入らない。

暑い日だったのに汗だくになりながらまゆみさんの作業は続くのでした。

再度バッテリーを充電器につなぎひと息ついてまたつないでセルを回す。

お世話になっているバイク屋さんに電話してアドバイスをもらっても結局エンジンは息を吹き返さないまま。

これじゃ今日は撮影できないねってまゆみさんが言うのでぼくのバイクにタンデムしてお家の辺りをぐるっとロケハン。

すると田んぼもあるし、車の通りのすくない道もある。ここで撮影しましょうかと提案して(そのかわりバイクを押して移動だよって付け加えてね)そうしましょ!ってお返事頂いて撮影開始となりました。

炎天下の暑いあつい日中、さっき以上の大汗かいてマジェスティを押すまゆみさんの顔には自然と笑みがこぼれていて。

きっとマジェスティ押しながら想い出話しをしてたんだろうな。

そんな状況もシャッターを切らせてもらいましたよ。

停めたマジェスティと向かい合ってのカットではぼくも会話に加えてもらってあれこれおしゃべりしていくと彼女の瞳からスッとひと筋。

そんな姿をファインダー越しに見ているからぼくも思わずうるっときちゃってファインダー内の像がゆがんじゃうのでした。

撮影の時にいつも勝手にストーリーを空想します。

まっすぐ続く道に向かってる後ろ姿は「まだまだこれからも一緒に走ろうね」ってストーリーだったり、

道の先でバイクを優しく撫でている姿は「ここまでだね。いままでありがとう」ってストーリーだったり、

後ろ向きにまたがったその姿は「このおっきなヒップがいままでまゆみを守ってきたんだ」ってストーリーだったりね。

8年の月日に詰まった想い出を想像しながらどんなポーズでどんなアングルで撮影しようか考えます。

「マジェとまゆみのラストラン」

ランにはならなかったけれど

ゆっくりと

じっくりと

想い出を残す撮影になりました。

 

こんな愛車との想い出を残す撮影も出張いたしますよ。

今回の撮影は2時間プランでした。

 

 

愛おしくマジェスティを手入れするまゆみさんの姿はとてもすてきでしたよ

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